ビンテージのスターライトニング36インチです。
恐らく70年代後期モデル、肉厚のラムレザーで柔らかくとても着やすいです。
個人的には牛革よりも暖かいと思います。
横からです。
ルイスレザーで一番代表的なモデルであるライトニングとの違いは、各部にパッドがついているところと、腰部のバックルが背面についているところです。
しかもパッドの形も独特で、他のモデルの物と違い、このタイプはアーモンドのような形をしております。
この形状はかなり珍しく、他のブランド含め私は見たことがございません。
ちょっと、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人の戦闘スーツを彷彿させますね。
また、着丈が前面よりも背面の方が若干長いです。
各部およその寸法は、肩幅44cm身幅51cm着丈(前)59cm(後)60.5cm袖丈59.5cmです。
身長174cm体重58kgの私が着用し、上記のような感じです。
ちょうどぴったりだと思いますね。
現行のルイスレザー、特にタイトフィットモデルなどのスタイリングだともう少し着丈が長く身幅が詰まっていると思うんですけど、個人的にはこれぐらいのちょっとダセェかな、という感じが好きです。
野暮ったい物を、カッコよく着こなすというのを僕は目指したいですね。
それは、中身が伴っていないとできないことだと思いますので。
不思議な物で革ジャンという洋服は、一番それが顕著に現れる服だと思います。
上の写真で私が上手く着こなせているといいんですけどね(笑
そしてこのモデルで面白いのがメインジップです。
このようにショットなどのアメジャンなどによく使われているTALONジップが使われているのですが、面白いのがその取り付け方です。
アメジャンとロンジャンは実はジップのプラーが逆についており、アメジャンが右側なのに対しロンジャンは左側にプラーがつけられております。
そしてこのTALONジップはアメリカ製なのでもともと右側についているのですが、ルイスレザーはこれを左側につけるためにわざわざジップを裏返して縫製しているのです。
このように本来なら表側に来るはずの根本の「T」の刻印が裏側にきているのです。
どうしてここまでしてTALONジップを使ったのかは定かではありませんが、私の知り合いでリペアも行っているLOOP THE DOOP氏の所有する、全く同年代のライトニングも同じようになっておりますので、恐らくその当時の在庫状況や縫製工場などによって違いが出ていたのではないでしょうか。
この特徴も氏に教えて頂きました。
もっと細かいことを申しますと、ルイスレザーのジップはプラー側の幅が狭く、反対側の幅が厚くなっております。
これは恐らくジップを嵌めやすくするためでしょうが、なかなかこういう細部まで見ていくと面白い発見がございますね。
そしてタグの配色も珍しい、赤羽に青文字のAVIAKIT、ふつうこの年代ですと青羽根赤文字と思います。
そして裏地はナイロンキルティング。特に内装にダメージはないのですが、袖の裏地の縫製が下記のようにほつれております。
ですが着用時は特に気にせず着用することができました。
これを除けばコンディションはかなり良いと思います。
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多分、このサイズ、コンディション、タロンジップのこのモデルはこれを逃せばそうそう出てこないと思いますので、これだ!と思われた方はこの機会に是非ともよろしくお願い申し上げます。