『スティッキーフィンガーズ』

現在連載中のオリジナル長編小説です!不定期更新ですが、『スティッキー・フィンガーズ』こちらより全編を500円でご購入頂けます。何卒よろしくお願い申し上げます。instagram @harauru
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2012年2月1日水曜日

The Vintage Garden X Loop The Doopオリジナルレザージャケット#2



ジョンソンズラロッカフライングのフォントを探し出し、拡大コピーとネガポジ反転という超アナログ作業を繰り返した末、こんな感じでイメージしてみました。



うーん。かっこいい!



よね!?



あとは黒いフェルトと白い革を用いて気合いで文字を制作し、そして、もうミシンでは縫えんので、更なる気合いで手縫いするだけ!!!

うーん完成が待ち遠しい!





2012年1月30日月曜日

The Vintage Garden X Loop The Doopオリジナルレザージャケット









先達てのブログに書きました例のスカルパッチが「Loop The Doop」の手によってこのようにカスタマイズされました!


ぶかぶかだった当時物小の字ジップジャンをリサイズし、ぴったりフィットに、そして裏地には大胆にも初期のジョンソンズスカルシャツをぶっ潰して使用!!!

無理言って、ポケットの中にも使ってもらうという贅沢仕様!!!

そして背中には、このジャケットには貼らん方がいいよという複数のアドバイスを押し切って貼ってもらったコウモリパッチが!



うーん。長年の夢だったので、大目に見てください。

最初はワッペンとかスタッズとかベタベタにしたろうと思っておったのですが、思いの他きれいに仕上がっておるので、何だか迷ってしまいますが、それでもパッチの上下に何らかの形で字を入れる予定ではあります。

黒の帯に白の文字なんかはいかがでしょうかね?

まあ、じっくり眺めながら検討しようと思います。



Loop The Doop、近日中始動予定ですので、革ジャンのリサイズ、カスタム等ございましたら是非ともご相談下さいませ!

お待ちしておりますm(__)m





続きはこちら!The Vintage Garden X Loop The Doopオリジナルレザージャケット#2

2011年12月12日月曜日

JOHNSONS,LA ROCKA!の思ひで




先日、某王国にてこのような物を入手いたしました。

これは、知ってる人は知ってるのですが、パンクの聖地ロンドンのキングスロードにあったジョンソンズという店で販売されていたラ・ロッカというブランドが80年代に出していた物で、A-2タイプのフライングジャケットの背面に縫い付けられていた、フエルトとレザーで作られたパッチです。

もっともこれは、その世界では有名な人物によって忠実に再現された復刻ものなのですが、良くできていて、本物さながらの迫力です。

本当にかっこいいですね。惚れ惚れしてしまいます。



僕は、このラロッカのフライングジャケットには実に20年以上もあこがれ続けていたのです。



当時、中学生だった僕は、勇気を出して入った名古屋栄のアストアロボットで初めてこのパッチの付いたフライングジャケットを見て、そのデザインに、衝撃を受けました。

デザインはこの蝙蝠だけでなく、骸骨のパイロット、桜をバックにした戦闘機、あとは骸骨にハートと蛇の組み合わさった物と、4種類あるのですが、それがラックに何着も吊るしてあって…。

当時、ロボットに入ることはとても勇気の要ることでした。

どうしてかというと、それは店員さんが怖いからです。

当時中学生だったガキの僕にいらっしゃいませ、なんて、絶対に言ってくれず、ひたすらメンチを切り続けられるのです。

でも、パンクファッションの総本山であったその店に、僕はどうしても行きたくて、毎回勇気を振り絞って店員さんのメンチをひたすら避けながら入っていたのです。

それで、そのジャケットと遭遇したのでした。

何着も吊るされていたフライングジャケットは、10何万という正札がかかっており、試着はおろか、触れることすらできませんでした。

なので、いつも行くたびに、遠巻きに眺めていただけだったのですが、中学の何人かの不良の先輩達は、それを着ていたのです。

先輩といえど、たかだか中学生の先輩達がどうやってそんなに高価な物を着ているかさすがに不思議でしたが、友達から聞いた噂だと、どうやら、盗んだり、奪ったりしているみたいでした。

僕はますます怖くって彼らには近寄れなかったし、そのせいで、ラロッカのフライングジャケットを着る、ということ自体がもう僕の中で、それらのリスクを乗り越えた者だけに許された特別な、ある種の神聖な行為にまで昇華せられていたのでした。

当時、フライングジャケットだけでなく、ラバーソールやドクターマーチンのブーツなども、そういった「狩り」の対象で、それらはやっぱり、特別な者だけが着用することを許された、神聖なアイテムだったのです。



思えば物騒な時代でしたね。今ではあんまり想像もつきませんが、それらは本当にあったことです。

その証拠に、今回僕がこれを手にしたのは初めてのことです。もっとも、パッチ、それも一部のみで、完全な物ではないですが。ちなみに、ラバーソールも、最近初めて手に入れ、マーチンに至っては未だに履いたことがございません。



なので、僕はとてもうれしいのです。



これにふさわしいジャケットを選んで、オリジナルで作ってみるつもりです。ちょっとわくわくしますね。何せ20年の執念が篭っておりますから。



現在のファッションというのは、基本的にお金を出せばなんでも安全に手に入る物ばかりです。
その代わり、かつてのラロッカのように奪われる程の魅力があるかといったら、それは分かりません。

ラロッカのフライングジャケットは、未だに10万円以上で取引きされ、値段が下がることがありません。

それはやはり、かつてそれを手に入れる為に大変な苦労や危険があったことと無関係ではないでしょう。今そんな服やショップ、ブランドがあるでしょうか?

せいぜい開店前に並んだり、ローンを組んだり借金したり、その程度ではないでしょうか。

そういった物騒なことを肯定するわけでは決してありませんが、何やらそれらの怨念のような物がこもった気合の入った洋服やショップ、20年も30年も魅力的であり続ける普遍的なファッション。着続けられる洋服。

そういったものが、僕は好きです。

今の時代にはあんまり見当たりません。

それっぽい物は無数にあります。

だけど、それらは数年たてば消費され、消えていってしまう物ばかりです。気迫が感じられません。

決して回顧主義に浸るわけではありませんが、もう一度、そういった気合の入った洋服や店が出てきてほしい物です。

入るのも勇気がいるような。

決して、「いらっしゃいませ」なんて、言われないような。